地球外生命体

アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線の地球外生命体のレビュー・感想・評価

2.9
1942年11月、モスクワ近郊まで進軍していたナチス・ドイツ軍に対し、ソ連赤軍が反撃を試みるも、戦線を突破できず、およそ130万人もの犠牲を出してしまったとされる【ルジェフ会戦】。あまりに多くの犠牲者を出したことから、長らくソ連戦史から封印されていたと言われるこの激戦を映画化。

独ソ戦の最前線に実際に兵士として従軍し、戦後に著名作家となったヴャチェスラフ・コンドラチェフ氏によるルジェフ最前線の1日を描いた小説を原案をベースに戦場をリアルに描く。

激戦の末、イリイチ部隊長率いるソ連赤軍はルジェフのオヴシャンニコヴォ村をドイツ軍から奪還する。だが、残された部隊はわずか数十名あまり。物資も疲労も限界に達した兵士たちは援軍を要請するが、本部からの返答は残存部隊で同村を死守せよということだった。周囲は敵軍が取り囲み、もはやこの地獄の最前線から生還することは不可能だと誰もが感じ始めていた。全滅覚悟で命令に従うか、撤退か、部隊長は究極の選択を迫られる。
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