マーベルよりＤＣ映画の方が好きです。マーベルが嫌いなのではなくＤＣ映画がさらに好きなのです。
「シャザム！」第一作も、今作も、同様に楽しみました。ただ、難しいのは子役の成長は非常に速いということで、変身すると子役から大人の俳優にチェンジする、というギャップの面白さは今作では弱まっています。アッシャー・エンジェルの出番があまりなくてちょっと残念でした。
そして正直、今回のヴィランには魅力を感じないのですが、それは、なんで神々がフィラデルフィアの人々を苦しめるのか、そこの理由がよく分からないという点だと思います。ＤＣ映画はだいたいそこの辺りが毎度毎度、大雑把で大味。今回もそういう感じです。
とはいえ、この作品はコメディとしてよりも、ジュブナイル映画、ファミリー映画として私は観ていて、毒親に傷つけられた少年の成長譚だと思っています。この点において「シャザム！」シリーズはとてもいい映画で気に入っています。
ＤＣ映画、今後はどうなっていくのか。公開中止だ、降板だ、リブートだ、と、なんだかもう訳が分からなくなってますが、もう少し色々と整理をして、人気キャラクターをどうか大切にしてもらいたいと思います。
