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ザ・フラッシュのazmのレビュー・感想・評価

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
3.0
フラッシュことバリー・アレンが母親の死の運命を変えるために時間を遡ると、そこはスーパーマンやワンダーウーマン、アクアマンがいない違う世界線の過去だった。そこへかつてスーパーマンが倒したはずのゾット将軍が宇宙からやってきて再び地球にピンチが訪れる。自分が時空を超えたことで歪みが生まれたと気付いたバリーはその世界線に存在する若い頃の自分自身と共に、バットマンの元を訪ねて……といった流れ。

情報をほとんど入れずに観たのでまずフラッシュが二人出てくる展開になるんだ!とびっくりしたし、マルチバースに飛び込んだことで起こる混乱や崩壊の描き方、時には諦めなければならない運命もあるという悟りや決断などがよかった。

最後のオチでは「あっ、そうなるんだ」と。綺麗に終わらせてもよかったのではと思わなくもないけれど、それはそれとして彼が車から降りてきたときはふふっと笑っちゃった。
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