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ベイビー・ブローカーのhrt2308のレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
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スクリーン3

是枝裕和監督の韓国映画。

サンヒョン(ソン・ガンホ)、ドンス(カン・ドンウォン)は教会の赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流し斡旋料を取る裏の商売を行っていた。

ある日、乳児を抱いたソヨン(イ・ジウン)が赤ちゃんポストの前にポスト現れ乳児をポストに預ける。

一方、刑事のスジン(ペ・ドゥナ)とイ(イ・ジュヨン)は人身売買疑惑の現場を押さえようと赤ちゃんポストを張り込んでいた、、、。

キャスト、スタッフが全員韓国人でありながら、しっかり是枝監督作品となっているのはさすが。現場のコミュニケーションが取れていたことが想像できる。

追う者、追われる者の立場を超えた繋がりが観る者の心を打つ展開になっているのがいい。ちょっと『続・激突!カージャック』を連想してしまった。

ソン・ガンホが相変わらずいい。この人が役を演じるととても人間味あふれる人物像を作り上げる。
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