ちろる

ローラとの夜のちろるのレビュー・感想・評価

ローラとの夜(2015年製作の映画)
3.6
『○○らしさ』の檻に閉じ込められてる人に向けた優しいメッセージが詰まった短編
たった一度の出会いでも長年の苦しみは軽くなれる。

女だから、女らしくしなければ社会に適合しないの?
17歳のアリスは就職の面接前日、着たくもないタイトスカートを母に強要され苛立っている。

そんな時、アパートの近くで出会ったローラがアリスの価値観を180℃変えてくれる。
具体的ななぐさめ言葉はなくても、一歩先を歩いている存在が心を軽くしてくれる。
ローラの母性と、かわいらしさと、色っぽさその全てがこの作品の魅力の全てでした。
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