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恋人はアンバーのゲルのレビュー・感想・評価

恋人はアンバー(2020年製作の映画)
3.4
ちょっと、いやかなり下品。
男子高校生の馬鹿さ加減がひどい。。
それしか頭にないのか?
作品の感覚としてはけっこう若者向けな感じがした。
たぶん自分はエディとアンバーの親の方に年齢が近いせいか、感情移入があまりできなかった。
感情の描き方がすごく繊細なわけではないので、エディとアンバーの次々に変わっていく複雑な思いを追いかけるのが意外と難しい作品であると感じた。
当時のアイルランドの保守的な時代背景も加味する必要がある。

アイルランド作品というと、ジョン・カーニー監督の傑作『シング・ストリート 未来へのうた』が思い浮かぶ。
ラストに共通するものがあると思う。
個性的な登場人物が本作の魅力のひとつであるが、エディはどうしても好きになれず、ラストで少しだけ盛り返した。
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