ゆうさく

らせん階段のゆうさくのレビュー・感想・評価

らせん階段(1946年製作の映画)
5.0
シビれた〜〜神演出神ショットしかない。全部完璧。加点法で見ても減点法で見ても500000000満点の傑作。
冒頭のサイレント映画の鑑賞を言葉を発せない主人公とリンクさせていて上手い!こういう細やかな部分に演出が行き届いている。
階段と地下室のライティングも不穏さMAXカッコ良さMAXで最高。例の女が殺されるところ!力尽きる手だけが観客に提示されるんだけど影の演出といい怖すぎて堪らん。
ほぼ室内だけで話が進むんだけどドアやら廊下やら鏡やらで生み出される死角が最高にスリリング。その中の人物の動線も豊か。特にクライマックスの屋敷内を走り回る主人公のアクションは計算し尽くされていて素晴らしすぎる。
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