ひょっこり

キャッシュトラックのひょっこりのネタバレレビュー・内容・結末

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ステイサム、アクションから次の段階にいくつもりなんかな?と勘ぐりたくなるような静かさ。
渋い。なんてったって渋い。そして重い。雰囲気もストーリーも重いのでアクションの爽快さも最小限に抑えられてる印象に。
じらされじらされた末にじらされたまま終わっちゃった感じ。

ステイサム自身はとってもかっこいいし、無敵感満載なんだけど、私にとっては動いてナンボの俳優さんなのでちょっと物足りない。リーアム・ニーソンやデンゼル・ワシントンのような静かな威圧感を出すタイプじゃない、と思う。マフィア?ギャング?のボスというよりゴリゴリの戦闘員のほうがしっくりくる(あくまで個人のイメージだけど)。なんとなく中途半端な印象になってしまいました。


ジェフリー・ドノヴァン、スコット・イーストウッドと、脇役が絶妙にかっこいいなか、一番びっくりしたのがジョシュ・ハートネット!『パラサイト』のイケイケ勝ち組の若者という印象で止まっていたのに、あらまあ味わい深いおっさんになっちゃって。打たれ弱くても頑張るおっさんはすごく、いい。

ステイサム単体というよりおっさんたちを愛でるという意味ではみてよかったなーと思いました。
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