明石です

女は女であるの明石ですのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.5
愛していながらもすれ違う若い夫婦の恋模様を歌とダンスに乗せたゴダールのミュージカル風映画。作風はコメディ色強めのドタバタ劇になっていて、ちょくいょく大笑いしながら見た。少し世慣れた庶民的な間男のジャンポール・ベルモンドと、大人可愛いアンナ・カリーナのタッグが素晴らしい。しかし彼女が正しいフランス語を喋れてないことを揶揄される(Rの発音とか)シーンを見るたび私には完璧なフランス語に聞こえるけどなあと思ってしまう笑。作中の設定でもコペンハーゲンから来たことになってるから、多分そういうことなんだろうけど。そしてジャンポール・ベルモンドが「今夜はテレビで『勝手にしやがれ』を見たい」と口にする場面でニヤニヤし、夫婦同士ベッドで罵り合うシーンでの「ミイラの悪臭!」に吹いちゃった。
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