シミステツ

女は女であるのシミステツのネタバレレビュー・内容・結末

女は女である(1961年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

音がぶつ切りになるのは狙っての演出なのだろうか。大胆としか言いようがない。斬新すぎて途中から楽しくなってくる。音楽がすごい。

子どもがほしいというアンジェラに対して、反対のエミール。下の部屋に住むアルフレッドを呼び子どもを作ってくれと依頼する始末。排卵日のやりとり。口をきかないと言い合って「ケダモノ」「出てけ」「死刑執行人」「ミイラの悪臭」「ペテン師」など本の一節などを見せ合う喧嘩が滑稽。「すべての女に死を」

「俺が最低だと思うのは男がいるのに他の男のことを考える女だ」

「エミールはあまりに不幸せなのでヤケを起こす」

「愛してくれなくても私は愛してる」

「急に思いついた」
「私も」
「すごく簡単」
「妊娠したかは」
「数日後にしか」
「分からない」
「だから」
「あなたが作るのよ」
「それなら」
「父親だと」
「確信できる」
「始めましょ!」

「君がはれんち(アンファム)な女だから」
「はれんち(アンファム)な女じゃないわ」
「私はただの女(ユヌ・ファム)よ」