mikoyan358

女は女であるのmikoyan358のレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.0
ゴダールの映画というと必然的に防御態勢に入ってしまう自分だが、本当にこれが彼の作品?と思うほど肩の力を抜いて楽しめ、それでいながら映像の端々にやっぱりゴダールの息吹を感じてしまうという不思議な作品。個人的にもルグランの音楽(かなりブツブツ切れてたがw)と後のジャック・ドゥミ作品に続くベルナール・エヴァンのビビッドな色彩が楽しめて満足だったし、何よりもこの男からするとずるくてそれでいて可愛くて仕方がない主人公を演じたアンナ・カリーナの魅力が終始爆発していて、自分もこんな風に振り回されてみたいとちょっと思ったわ(笑)。
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