私が最近見た映画538
「オクトパスの神秘:海の賢者は語る」
南アフリカの美しい海を舞台に、映像作家の男性と1匹のタコの約1年間にわたる交流を描いたドキュメンタリー。映像作家のクレイグ・フォスターは人生に疲れ、癒しを求めて南アフリカの海に潜る日々を送っていた。そんなある日、海中で1匹のタコに出会った彼は、その驚異的な生態に魅了され、毎日そのタコのもとへ通い始める。クレイグはタコとの特別な絆を築いていく中で、自らの人生を見つめ直していく。
こちらはアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞のため鑑賞してみました。
実は今日のお昼にタコのお刺身をいただいたばかりでこの映画を観るのはどうなんだ…と思いつつ鑑賞しました。
もちろん美味しくいただきましたよ。
タコのドキュメンタリーなんて…どんな感じなんだろうかと…寝落ちしてしまったらどうしようかと心配してましたがとても魅力的であっという間の85分でした。
このタコが魅力的すぎるのかとても感情豊かに思えてもうこれは人間とタコの世界を超越した愛そのものに思えました。
彼女がクレイグに心を開いてるのが手にとるように分かるし、彼との交流が微笑ましかった。
そんなシーンも多々ありつつ、自然界で生きるということの過酷な部分も彼女の一生を描くなかで垣間見ることができて尊い気持ちになったりもした。
映像もとても美しく南アフリカの豊かな海でのびのびと生活している魚たちや海老、軟体動物たち。
そして彼らを守るように、豊かな森のように生えているケルプたち。
一度は見てみることをお勧めします！
私的には☆☆☆.9かな。
