”世界は見ている〟
この作品は、人種差別、ベトナム戦争といったアメリカの”負の側面〟を描いた秀作だ!
1968年ベトナム戦争中のシカゴ。
反戦デモで市民が警察隊と衝突!
7名が逮捕・起訴され裁判へ…
アメリカはその間、大統領がニクソンに変わる。新政府の思惑もあり、裁判は意外な方向へ…
その7名の裁判を描いた実話の物語
政府vs民主主義みたいな構図がより展開を面白くしてる。
法廷の描写が素晴らしく、物音が響きわたる静寂感と厳粛な空気、観ていてゾクゾクしてくる…
判事がコテコテの保守的な思想をもつ頑固じいさんで、急進的な7人との対峙が見どころ。かなり笑えるし…(笑)
検事、弁護人の絶妙な存在感もこの法廷劇の重要なスパイスになっている。
クライマックスは爽快で胸が熱くなる!
マイケル・キートン!ちょい役だったけど、存在感あって良し!