えんさん

サン・セバスチャンへ、ようこそのえんさんのレビュー・感想・評価

1.0
「マンハッタン」、「アニー・ホール」などのラブコメディ作品に代表される映画界の重鎮ウディ・アレンの久々の復帰監督作。彼は2018年に全米を席捲した「#MeToo」運動(ハリウッドをはじめ、各業界でのセクハラや性差別を告発していく運動)において、自身の元恋人の養女に手を出したり、また別の女性にも性的虐待を加えていたという話が出たりと、彼の息子をも巻き込んで、大論争を巻き起こした。もう40近く歳の離れた元恋人の娘と結婚したり、50近く離れた女性に性的いたずらをしたり(何か年齢が離れすぎて、もうどれが真実で、どれが本当の恋なのかも分からなくなってきている、、笑)、無論、こうしたことは世間の常識からかけ離れているので、悪いことではあるのですが、海を越えた彼のファンである僕としては、もう沈静化を待つしかないなと思っていました(汗)。。1年に1作は新作を生み出していた多作なアレンにとっては、結構長めな自粛期間を経て生み出されたのが本作ということになります。

(続きは、https://note.com/yen_do/n/n57ecffbd014f)