千里

妖怪大戦争 ガーディアンズの千里のネタバレレビュー・内容・結末

2.2

このレビューはネタバレを含みます

同日公開で評判の高い「ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結」、「フリーガイ」、「ドントブリーズ2」等、他にも観たい作品があったのにそれらを押しのけてまで観賞した本作。それくらい「妖怪大戦争」(2006年版)がジュブナイルものとして好みだったので、本作にも多大な期待を寄せて観賞したのだけど、大人しくスースク観とけば良かったなぁ...と思ってしまうくらいには残念な出来だった。

設定からなんとも言えない安っぽさでうーん...。杉咲花ちゃん演じる狐(実写BLEACH観てないけどめっちゃルキアっぽかった)の役割の薄さ、友情を強調している割に掘り下げない感じ、妖怪題材じゃなくても...ってくらいに妖怪としての役割がない妖怪たち。終盤の何を見せられているんだ感(タヌキの合唱→仏様たち(?)の演舞→突然皆で歌い出す展開)と、めっちゃ続くみたいな終わり方もなんだかなぁ...。

前作との繋がりはないものの、前作キャストが違う役や同じ役で登場してくれたのは良かった。神木くんの役回りが加藤保憲というのはなかなかに良いキャスティングだったとは思うが、展開のさせ方はどうなんだろう...。あと大島優子さんの雪女がめちゃくちゃ良い好き。
千里

千里