るい

妖怪大戦争 ガーディアンズのるいのレビュー・感想・評価

4.0
僕らの武神さまが55年ぶりにスクリーンにお戻りになられると聞き観に行くしかないだろうと、しかも大映の十八番妖怪映画がこのご時世に復活、実に神木くんの以来16年ぶりです(この時点で大映はなかったから角川映画なんだけどね)大映の妖怪シリーズは全部観てて妖怪大戦争と名のつく物は3作目、復活した怨念怪獣に兄弟の絆で戦いに挑む。監督も前作と同じ三池監督、セルフリメイクに近い感じです(そこをあやふやにしてるのは最後まで観ると分かる)なので事前に神木くんの妖怪大戦争を観ておくといいです、で今作とにかく兄弟愛が素晴らしいのと大人になって忘れてた何かを子供が教えてくれたようなそんな映画です。とにかく兄(名前もこれでけいと読む)くんの兄が背負う宿命みたいなのが自分も兄なので共感できるところがあったり、あと何と言っても天邪鬼との交流がすごい良かった。弟の弟くん(これもややこしいが、だいと読む)あんな兄想いの弟出来過ぎだろうってくらい、演じてる猪股怜生くんの演技が上手かったからなおさらだろうけど、山場はあの2人がかっこよかったな。特撮も今まで見れなかったような武神さまのアクションが楽しめます。妖怪もいっぱい出てくるし、安藤サクラさんの姑獲鳥がなんかすごいお母さんしててキャラクター的に1番好きになれた。妖怪映画はハズレないな、小さい頃から水木しげる先生の作品だったり妖怪好きだったからなおさらだったんだろうけど、隠神刑部もかっこよかったな大沢さんのあの肉体美最高。今日はもう一本観て来ます。
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