昨年劇場公開された時、公開規模が小さくて観逃した作品。
戦争映画かと思えば、ホラーかと思えば、人間ドラマ(?)とジャンルが縦横にいったり来たり。
序盤はほぼクロエ・グレース・モレッツのひとり芝居、中盤からは大アクションが炸裂する。
時は第二次大戦中のニュージーランド。モード・ギャレット大尉(C・G・モレッツ)は極秘任務のため、急遽爆撃機に乗り込む。男ばかりの乗組員から卑猥なセクハラ口撃に遭いながら敢然と任務を遂行しようとするギャレット大尉、、、。
男たち、日本軍、そして「グレムリン」とC・G・モレッツのタフな戦いを全編に渡って描いているのが見もの。結構ハラハラ・ドキドキする展開だ。そんな中で昔話してる場合か。
やっぱり『トワイライトゾーン』をヒントにしたらしい。それにしても何でこんなごった煮の要素をブチ込んだ物語にしたんだろう。
それでも超強引にメチャ面白い作品になってるのがすごい。
母は強し。クロエがあまりにもタフで強い。強すぎる。
エンドクレジットに女性へのリスペクト映像が流れるが、そこまでしなくても分かりましたって感じだった。