時は大きく遡る。
ビクターが長老としてヴァンパイアを統治していた。
ある日、狼男から人間の姿をした赤ん坊が誕生した。
人間の姿に戻れる新種、ライカン。
ビクターは殺さず”ルシアン”と名付けた。
やがてビクターの美しい娘ソーニャと恋に落ちるのだった…。
今作ではかなりドラマチックなストーリーとなる。
なぜ何世紀にも渡るヴァンパイアとライカンの戦いが始まったのか。
1で殺されるルシアンの悲しすぎる事実が描かれている。
マイケルが見せられた記憶の中でソーニャが殺されるシーンが明らかとされる。
ルシアンとソーニャの悲恋。
なんとも切なすぎる。
ビクターの命令でルシアンにライカンとされた奴隷達が不憫だった。
そのライカン達を救いリーダーとなっていくルシアンはなかなか良い男。
強欲おやじビクター役のビル・ナイの悪役ぶりが堪能出来る。
セリーンはちょびっとしか出ない。
パトリック・タトポロス監督作品