わりかし最近の作品の中でも気になっていた作品。
内容を全く知らずに観たら最初は???だけど徐々に進むにつれてシングルファザーのジョンが余命宣告されていることに気づく。後から考えたら多くを語らないところが引き込まれる要素の一つだと思う。
とにかくお父さん役のジェームズ・ノートンと子役の子とのやりとり全てが愛おしい。周りの幸せを祝うような他人への視線も何が最善策なのかマイケルを想う気持ちもラストがわかっているからこそ全てが切ない…
実話ベースのストーリーなのもあって現実的且つ作りすぎてない演出だから時々ドキュメンタリーを見ているかのような気持ちになる。
ほんとにどうして良いかわからなく自分の子供にすらどこまで話したら正解なのかわからないがんじがらめの状況を見ると余計胸が苦しくなるけど自分がジョンと同じ立場ならの気持ちで見たら余計苦しい。。
すごく引き込まれるキャスト陣の演技とラストまでの持っていき方も好きでした。
“死”についてより考えさせられる作品。
全人類におすすめしたい
同監督の『おみおくりの作法』も観ねば