YosukeIdo

サマーフィルムにのってのYosukeIdoのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.7
今年の夏一番楽しみにしてた作品!

夏×映画づくり×学生×青春×ミニシアター系作品

気になるキーワードにばっちりハマってました。
これで観に行かずにいられるだろうか(いや、ない)。

結果としては、クライマックスのある一点まではめっちゃ好きです!

勝新の座頭市や様々な時代劇を観て育ってきた主人公ハダシ。
今日も映画部で謎のキラキラ映画の製作に付き合わされてうんざりしていた。
そんなある日、自分が撮りたいと思っていた脚本の主人公にピッタリな人物と出会い…というお話。

スクールカーストの上の方ではない人たちを中心としたお話なんですが、主人公が時代劇好きの女子高生って設定がいいですよねー♪

作ってる映画のラストシーンがこの映画の肝になってるわけですが、悩み抜いて現場で出した答えがとても良さげで気になるなぁと思いクライマックスを観ていました。
そこに向けて演出も編集も音楽も盛り上げていたのに、何故か突然主人公がクライマックスのオチの上映を中断!

これで盛り上がってた気持ちがリセットされてしまいました。
その後の展開も一度離れたテンションを引き戻すに至らず…。
あれじゃあ舞台と変わらないしなぁとも思い、なんだかコレジャナイ感が自分の中で勝ってしまいました。無念。

でも前半〜中盤の映画製作のくだりはとっても好き!
徐々にチーム感出てきたり、ああいう青春いいですよねー。
YosukeIdo

YosukeIdo