きりん

イーブルアイのきりんのレビュー・感想・評価

イーブルアイ(2020年製作の映画)
2.8
«Welcome to the Blumhouse»と名付けられた製作会社ブラムハウスとAmazonStudiosがタッグを組んで配信された8作品のうちの一つ。家族と愛を取り巻く贖罪的・破壊的な題材を共通のテーマとしている作品群。
8作品のうちの3作目『イーブルアイ』

娘(スニータ・マニ)の婚約した恋人が30年前に自分を殺そうとした元恋人の生まれ変わりだと信じて何とかせんといかんと母親(サリタ・チョウドリー)が猛進する話 🧿
イーブルアイとは悪意ある睨みにより対象者に呪いを掛ける魔力。跳ね返すお守りも存在する。


輪廻転生を信じるか信じないか

母親ひとりが悪意あるやつの転生を信じ危機が迫っていると思い込みひとり奔走する様がかなり頭イタくてイライラする🤪もちろん家族も母親に対してどうかしてるぜってことで病気行った方がいいんじゃねって🤣そりゃ娘大事なのは分かるけど過干渉が過ぎるぜよ。

占いや風水、オカルトめいたことを信じ込み周りが見えなくなって暴走するタイプ🔮あなたの周りにもいるかもしれません💦

サブリミナル的手法で30年前の映像が挿入されるのは嫌いではないけど特段目新しくもなくヒントになるようなこともないのが残念だった。終盤は予想通りの展開です笑

あるアイテムが出てきた時はゾクッとしたが、ただ登場人物も少なく起伏があまりなくて地味だと感じてしまった。ストーリーはとてもわかりやすくて簡単に読めちゃうし。カルマ(業)の話でもあるがもう少しその辺深く掘っていただけるとありがたかった😅宗教観の違いもあるだろうし致し方なしかな。

ゾッとするような話だけどいまいちゾッとしないそんな映画でした。あっ!ラストカットが一番ゾッとします。
きりん

きりん