このレビューはネタバレを含みます
シンプルな生と死のお話。
タイトルから勝手に
ほのぼの系のゆるコメディかと思って
何度か食事しながら観ようとしては
何となく辞めていた自分に感謝した。
食事しながらは絶対におすすめしない。
観るなら午前3時が最適。
空、緑の切り取り方はもちろん
イカも不法投棄も目を覆いたくなるようなシーンすら
全てにおいて生と死を感じる撮り方が美しかった。
ただ満島ひかりの骨のシーンだけは
入れて欲しくなかった感じがする。
手に持った瞬間「食べたりしないよな…」
と思ったらやっぱり食べる…
違う意味の生々しさが個人的には要らなかったなあ。
あとこれは観てる人にしかわからないけど
ドラマ「季節のない街」のホームレス親子と同じやりとりをする親子、なんで。
てっきり監督か脚本が一緒かと思ったら違う…
最後にエンドロールを見てやられた〜と思った、電話の声の主を予想しておけばよかった。
とにかく白米と漬物が今すぐ食べたい。