このレビューはネタバレを含みます
記憶を失う病にかかり、入院先の病院で勧められた「新しい自分」って言うプログラムに参加して、記憶回復を目指すために一人暮らしを始める主人公。
指示されたミッション…自転車に乗る、とか映画を見る、とかそう言う…をこなす内、同じプログラムに参加している女と知り合い、いい感じの仲になる主人公。
一夜を共にした後、自分にも彼女と同じミッション(飲みに行って行きずりの相手とエッチする)がくだされ、あれはただのミッションだったのかとガッカリし、彼女と距離を置く主人公。
その後、ミッションで死に掛けた老人の看病をし、葬式に行って涙する主人公は突然歩き出し、花屋で花を買い、妻の墓前に供えて自宅に戻り、部屋を片付け、まだ食べられそうな林檎を選んで食べながらコチラを見る。
その眼差しに、主人公は妻の死を乗り越え生きて行けそうな気がするエンドロール。