ライブシーンで観客の歓声を耳にする度に落涙。
想像していた以上に家内制手工業な楽曲作りで、
これまた想像以上にビリーとフィニアス、兄妹2人で一つ。ビリーの卓越した才能ばかり目立つが、フィニアスがいてこそなんだと感じた。
音楽映画というより、家族愛の作品なので意外と子育てに悩んでいる人にも響くかもしれない。
放任とは真逆な両親、そして良き理解者の兄に守られているビリー。
子どもをしっかり見つめ、抱きしめ、それでいてやりたいことを否定せず、信頼している。
1人で車で出掛ける時の父親の心配のあまりのアドバイスに、普通なら「うるさい、わかってる」と言い返しそうな場面でビリーは素直に聞いていたのを見て、この親子の絆の強さを感じた。
スーパースターというより、普通の家庭の年相応の女の子で、
そういられるのも家族が盾になっているからだと思うので、ビリーが大人になったらどう変わるのか、今後が楽しみでもある。
心に抱えた闇をそのまま吐き出すダークな世界観。
ビリー・アイリッシュの唯一無二な楽曲は大好きで、時々狂ったようにヘビロテする程度のファン。
ビリーが監督した♪everything i wanted のMVの世界観が素晴らしいので、映像作家としても将来が楽しみ。
https://m.youtube.com/watch?v=ClVEWQrUxvs&noapp=1
(ドランに感じる刹那と儚さ、と感じるのは自分だけか)
Odessa vol+
追記
物凄く周りからの反応を気にしていたのは、SNSが発達した現代ゆえ。
ファンは自分の一部というビリー。
そのビリーの憧れジャスティン・ビーバーとのやりとりが印象的。