このレビューはネタバレを含みます
アニメならではの非現実的なアクションシーンが
全編に渡って散りばめられている作品。
動きをボーッと見ているだけでも存分に楽しめる。
一方で人間ドラマはほぼなし。
オチも超常現象なので着地感はほぼない。
軽やかアクションを楽しむことに特化した作品だと感じた。
軽やかすぎて
「死んでしまうのでは」
「怪我をしてしまうのでは」
というハラハラドキドキが
まったく味わえないのがもったいない。
高いところから落ちたら死ぬという恐怖感は
常に保ってほしい。
秀逸なのが、序盤で不二子が全裸になった途端、膨らんで破裂するシーン。
何度見てもびっくりしてしまう。
全裸になったことにドキッとして一瞬思考が停止してしまうから不意をつかれて驚いてしまうのだろう。
悲しき男の性。
劇場版第3作。
たぶん5回くらい見ている。
※2020.10 WOWOW。