ほうすい

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのほうすいのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かつてファミ通で『バイオ5』のウェスカーに一目惚れし、ウェスカー好きであるが故に色んな作品をプレイしてきたウェスカーファンとして、『新たなウェスカー』に出会った瞬間だった。

登場した時のお茶目さ、最早若き日のクリスでは?という立ち振る舞い、サングラスの無さに違和感を覚えつつ、まぁ、良き上司として振る舞ってきた時代なのだろう。これはこれで面白い。
話が進むにつれてウェスカーの一般人感にソワソワしつつ、何故だかこちらが恥ずかしい気持ちになりつつ、ピアノを不慣れな手付きで押す姿、、、面白過ぎでは???ここまで来たら最早慣れてきて可愛く感じる不思議。ジルに助けてもらうのも可愛い。隊長としての威厳どこに落としてきたの、と思うも一般人感に庇護欲すら湧いてくる。
終盤、射撃の腕前を見せつつも、女は撃てても子供は撃てず、部下にちゃんと謝れるウェスカー、、、天使か???私の知ってるウェスカーは1ミリも居なかったが、このニュータイプなウェスカー、ちゃんと今後悪役できる?大丈夫??と心配になる。設定も諸々違うから最早別物だとは思うけれど、今後も強く生きて欲しい。スタッフロール後の子犬ウェスカー感は500点くらいあげたい。

映画を見終わった直後は心にモヤモヤっとしてたものの、これはこれで違う世界軸のウェスカーを見れたな、というので満足。昔の小説版は読んでないので、もしかしたらこういうタイプのウェスカーの可能性もあるかもしれないので、小説版も読まないとな、と思わされる作品でした。