すー

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのすーのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

メモ:
見た目の話をしても仕方ないので、ジルやエイダ・ウォンやウェスカーがイメージと違うのはそれはそういうものだと思うし、そこはまあ。

シリーズをやってる人なら「あ!この場所は!」「このシチュエーションは!?」って思うシーンがかなり散りばめられてる。衣装も原作に沿っててとても良い。

ラクーンシティ警察署の正面入口とか、S.T.A.R.S.の詰所とか、洋館のエントランスとかは再現度高くて、テンションあがった。
無理やりねじこんできた飼育係の日誌ネタもくすっと笑えたし、トラックのハンバーガーおじも嬉しかった。
ベロニカの双子のトンボムービーも懐かしかったし、ピアノと言えばベートーヴェンの月光なのもわかる。とてもわかる。ロケットランチャーの信頼度の高さもわかる。わかるさ。

だけど、そんなことよりもなにより振り返りゾンビ。断トツ懐かしかったし嬉しかった。初めて遭遇するゾンビ。振り返りゾンビ。そうそうなんか全体的に白いんだよねコイツ。

そうやって原作の色んなパーツをツギハギして無理にでも盛り込んでいく感じは原作ファンはなんだかんだ喜んでしまう。

そんなエモい演出の連続なので個人的な評価はどうしてもちょっと甘くなるけど、原作未プレイ者が評価したらあまり出来は良くない映画だろうなあと思う。なんかね。きっとあんまり面白くないし、人物も魅力的じゃない。ストーリーも飛躍が多くてわかんないと思う。バイオのお約束もご都合主義にしか捉えられないだろうし。なんでそこにロケットランチャーあんねんとか。
ゲームやってる人にしたら、そりゃあるでしょそこにロケランは。ない方がおかしいでしょロケラン。なんだけど。

こっちとしては色々許せるんだけど、どうしてもひとつ許せなかったのは、終始レオンがなよなよしてて頼りないところ。

これだけは。ちょっとなー…。

泣けるぜ。
すー

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