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ディック・ジョンソンの死のaizakmovieのネタバレレビュー・内容・結末

ディック・ジョンソンの死(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

可笑しい切なさ、かわいらしい寂しさ、相反するものが同居するディックジョンソンさんの「死」を見つめるいいファンタジードキュメンタリーでした。

本当にかわいらしいお父さん。
幼い子どもを見ているような、かなりチャーミングなお父さんで、出演も快諾、演技もちゃんとしていて「自分のお父さんだったらあり得ないなぁ」と。
そしてお母さんの辛い過去を父娘が共感し合いながら、またその時が来ることを怯えながらも「死」をできるだけ優しいものにしようとするこのチャレンジがとても微笑ましく、そして羨ましく思った。
他人の私ですらディックさんを迎えに来てほしくないとも。

ジョンソン家にとっての「死」を覗かせてもらって、少し申し訳ない気もしつつ、とてもいいものを見せてもらえた感謝の気持ちでいっぱいです。
お父さんから娘さんへの葛藤というか、気の使い方も精神科医だからこその暖かさがあった。それは切なくも、親子以上の愛を感じた。

あ〜チョコレートケーキ食べたい!笑

(ドキュメンタリーというよりも、父娘の文通を観ている感じ。ということで、人生フルーツと同じく点数は付けられなかった!)
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