ディック・ジョンソンの死の作品情報・感想・評価・動画配信

「ディック・ジョンソンの死」に投稿された感想・評価

ドキュメンタリー映画。認知症になった父を撮影し、死に向き合おうとしている作品です。
 号泣した。ライフイベントの中でも最も深刻な、死という避けられない事態に対し、こんなアプローチができるのかと衝撃を受けた。もちろん、すべてを受け入れるディックジョンソンは素晴らしい。目に涙を浮かべて「俺のことは父親じゃなくて小さい弟だと思ってくれ」と娘に頼むシーンがやばくて、涙腺崩壊した。
asagao

asagaoの感想・評価

4.0
柔らかく、温かいドキュメントファンタジー

認知症が始まった父とその娘によるコミカルで切ない映画作り。

誰もが迎える“死”について、こんなアプローチで魅せてくれる作品は初めて。

家族の形が変わっていくなら、こんな親子の様に穏やかに、愛を持って臨みたい。
本当に素敵な作品でした。
KanKawai

KanKawaiの感想・評価

3.8
2020年アメリカ映画。精神科医の父は認知症の疑いから廃業する。来るべき父の死に備えるように、娘の映像作家は父に様々な死の瞬間を演じさせる。ドキュメンタリーと演技が融合しながらも父と娘の結びつきの強さと愛を感じられる作品。
No.3185

監督のキルステン・ジョンソンが、精神科医の父の晩年を追ったドキュメンタリー。

徐々に認知症が進んでいく父を、「劇中で」何度も殺しながら(『恋はデジャ・ブ』のように、

一方で、現実としていずれ訪れる「死」に向かって進んでいく姿をも含めて、実に優しく包み込んでいく。
ll

llの感想・評価

3.0
サプライズのバースデーケーキを作ってるところをおじいちゃんに見られちゃったけど、(認知症で)すぐ忘れるからラッキー!って言っちゃう孫が辛辣で笑った。終始ほっこり。自分も健康に歳を老いて生前葬したい。
ディレクターの娘が、俳優の織本順吉さんの老いをずっと撮り続けた三部作のドキュメンタリーを思い出す。
自分のおじいちゃんを思い出す。
愛だなぁ〜。演出もとても素敵!
何度も何度も死ぬことになるお父さん。
痴呆が徐々に進んでいって
段々とわけがわかなくなっていく悲しさ。
また亡き妻と同じ道を辿っている自分を重ねていく辛さ。

間に挟まるごてごてのファンタジーカット。
最後の救急車は本当に本当っぽくてびくっとしてしまうのだけど、
終わってみればフィクションでもドキュメンタリーでもどっちでもよかった。

近いうちに確実にやってくる死。
それを受け入れる覚悟が
お父さんとまわりの人達の中で育っていくのですね。
mm

mmの感想・評価

4.5
お父さん本当に素敵な男性。彼女の描く天国はとても幸せそうな所だけど、ずっとずっと長生きしてほしいな。この親子が幸せであり続けますように。
ちょっと自虐的な彼の言葉、壊れちゃったとか父親よりも弟とか、個人的に結構辛かった。
yucca

yuccaの感想・評価

4.2
認知症の診断を受けた父親のいろんな形の死を、スタントマンやセットを使って撮っていく。娘のために楽しんで体を張り、病状が進んで自分を失いつつも、ユーモアを忘れない姿が愛おしい。生も死も地続きでどちらも非情な現実かつファンタジーなんだな、と思う。

映画内では出てこないけど、監督である娘が50歳手前にして、初めて女性を好きになり、自分でも「ずっとストレートだと思ってたのに??」と混乱してたときにも、お父さんは「素敵な人が君を愛してくれて最高!」と言ってくれたそう。ちなみにその人(サンダンス映画祭のディレクター)と監督は去年結婚。

映画に登場する双子の子供は、アイラ・サックスの精子と、提供者の卵子でキルスティン・ジョンソン監督が出産して、
監督とアイラ・サックス&同性パートナーでco-parentingしてる。
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