映画レビューアーさんたちが軒並、上半期トップにランクインさせてた映画なので気になって見に行きました。
残念ながら私には刺さらなかったです。
刺さらなかった理由
・ポンポさんはサラブレッド
ポンポさんは有名な映画製作者の孫じゃないですか。祖父の映画の地位をそのまま引き継いでる。
映画の天賦の才能があるのは分かるんだけど。
作りたいものをわりと自由に作れたり、人を選べるの立場にあるじゃないですか。
スタートラインから違うじゃないですか。
常人はそこに行くまでオーディション受けたり、人の下で働いて下積み経験してやっとたどり着きます。でもポンポさんは違う。
彼女なりの苦労はあるけれど、初めからその地位にある。
そこが刺さらなかったんですよ。
・映画はネットの力を借りなければならないのか?
融資取り付けのため、銀行員アランが会議をリアルタイム配信とクラウドファンディングを開始。
映画はネットの力を借りないとやっていけない産業になったということ?
映画の力持つを散々唱えながら、頼るのはネットなの?
とか色々考えすぎたりしまして。
・劇中劇の映画がつまらなそう。
あれ、ヒットする内容でしょうか?
ポンポさんがプロデュースしてるB級映画の方が面白そう。
好みの問題ですね、これは。
・90分映画最高説はホントか?
映画館で2時間、集中して映画見られない若年層への皮肉でしょうか。
良かった点
・主役のジーンのハイスクール時代のクラスメート、リア充でヒエラルキートップだったアランか普通にいい人で驚き。
・マエストロ役の役者さんもいい人でびっくり。ジーンと衝突する頑固な大御所かと思ってました。
・リア充は充実した人生を送ってきたから、クリエイターにはなれない。
という、非リア充に勇気を与えた点。