みぃりりの甘いプリン

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のみぃりりの甘いプリンのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前章を見る前に後章を見ることになった。
(多忙な時期に前章の上映期間が重なったせい)
後章公開に合わせて、前章を再上映してくれた映画館に感謝したい。
ムビチケ無駄にならずにすんだ。←

後章を見た直後に見たので。
おんたんが、自身こそが世界の脅威と言っていたことが本当にそうだったのかと。
兵器を全てマシュマロにしたいと願うこと。
急にいなくならないで、とか。
あのぶっ飛んだ台詞、一つひとつに強い意味と願いがこもっているのだと。
それがすべて、門出のためであるということ。
門出のためにとやったことが、人類消滅に向かっていくという皮肉。
原作者、ほんとひどいなぁ。(褒め言葉です)


キホちゃんが亡くなった後。
知ってるよ! からの、友人四人で手を繋いで帰るシーン。
この四人で普段と変わらずにいることで、彼女たちはそっちに(以前の門出)にならなかった。
そうなったのは、キホちゃんのカレの小比類巻くん。
門出と小比類巻くんが電車で会話するシーン。
違う世界でそっちに行った門出。
今の世界でそっちに向かっていく小比類巻くん。
二人は意図してないけど。
おんたんが無茶して変えた世界で、二人の運命も入れ替わったように感じた。