ポンポンさん(だれ?)のアシスタントディレクターが監督として1本の映画を製作し、公開するまでのお話。
最初は、ニャリウッドとか、ニャカデミー賞とか、そもそもポンポンさんが来たぞ〜とか、ハリウッドぽいのに日本のバリバリのアニメキャラを置きやがってとか、声優として怪しい人いるぞとか、舐めてましたが、後半どんどんヤラレ、涙腺がギリギリセーフといったところでした。
やるやないか!うまいやないか!そしてこの映画本当に90分ぴったしやないかい!
ジーンとポンポンさんの物語、制作する「Meister」の物語、この「映画大好きポンポンさん」製作の物語と3つの物語が同時に進んでおり、最後は1つにリンクしたするような憎い演出ぶりに、ちょっと鳥肌。
映画の見方が今後、更に変わるような気がします。時間を2時間以内に縮め、適確に伝えたい事を残すと言う作業、このアニメーション製作の中でも苦労されたのかなと思います。
何かを選択すれば、何かを失う、人生の選択と、編集作業の葛藤を上手く表現してました。
今後、どんな作品も製作者には敬意を持って観たいとおもいます。