Too muchかな。
どれもテーマと捉えれてしまうゆえに、観る側は疲れてしまう。ストーリーが複雑なのではない、テーマが散らばりすぎていたのだ。
ただ、それなりには楽しめた。
自由、愛、民主に対して似たような価値観を持つ3人の友情はとても素敵なものであった。そこに現実に起きたような事件と重ねて、3人の絆を再度甦らせた。離れていていようとも変わらぬ感情やつながりも存在する、その部分を示せていてなんだかホッとした。
それでもやはり乱雑であったことは否めない。やはり映画は何か一つのテーマを巡って作られるべきなのではないかと思う。その規模の大小は関係なく、どれだけそのテーマを考えさせるプロットを設計するのかが重要。