『Amsterdam』
豪華なキャストでビックリ！でも悪くはなかったけど（キャストに魅了されて）内容はそれほど惹きつけられなかったかな。
アメリカの実話（1933年ファシスト独裁政権を企む陰謀が起きた事件）を元にしたコメディ要素作品。
コミカルさと豪華キャストで、最後まで見れたという感じだが、そこまでの魅力は感じられなかった。実話をコミカルにしているのが反対に、このアメリカの黒歴史を軽くしてしまっているように個人的には思えた。
デヴィッド・Ｏ・ラッセル監督はコミカルにすることで、裁判記録が今だに封印されていることへの不満を表しているってことなのかもしれないが。
私はアメリカ人ではないので、そこまでの考えが出来ないので、仕方ないのだと思う。
個人的にはマイク・マイヤーズが、『オースティン・パワーズ』で笑ったのと、ロバート・デ・ニーローが出ていることが嬉しかった。
特にロバート・デ・ニーローさん。最近はどんどん70年代、80年代に活躍した俳優やアーティストの訃報も聞くので、彼がまだ生きてかっこよく演技してくれていることにほっとし、安堵している自分がいる。素晴らしい俳優さんでダンディーなシニアで惚れる💕
タモリさんもそうだけれど、老いて欲しくない、死んで欲しくないセレブの一人。
豪華キャストに少しだけ点数は高めで。
