Kenzo

マッドマックス:フュリオサのKenzoのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

IMAXレーザー版で ジャパンプレミアでひと足早く鑑賞。
前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚。シャーリーズ・セロンが演じた隻腕の女戦士フュリオサのオリジンが描かれる。
フュリオサを演じているのは、シャーリーズではなく、実力派人気女優アニャ・テイラー=ジョイ!!
若きフュリオサが、いかに女戦士に変貌を遂げたのか、故郷である「緑の地」から引き離され、母を殺され、そして左腕を失ったのかが5章の章立てでバイオレンスたっぷりに描かれる。
原題に「Saga」とあるように、本作はある意味、フュリオサの一代記の様な体裁をとっている。伝聞の様なモノなので、一部前作と語られた事とはズレが生じているが、長いシリーズにおいてマックスの物語自体もビミョーに変化してるので気にしない。
本作におけるメインヴィランは、前作のイモータン・ジョーではなく新キャラ、ディメンタス将軍。演じるのは、クリス・ヘムズワース。フュリオサを実際に攫ったのは彼で、やがてフュリオサは彼への復讐心から戦士へと変貌。イモータン・ジョーとディメンタスは覇権をかけて争うことに。その中でフュリオサが、どう立ち回るかが見もの。劇中ほぼほぼアクション。やりきったアニャ、クリヘムに拍手。
ラストは、前作に繋がる終わり方、エンドロールでは前作の場面が差し込まれた。
本作観る限り、前日譚とはいえ、最低でも前作の予習は必要だな、と思った。
ところで、途中のあるシーンでマックスと愛車が映っていた気がしたのだけれど…
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