このレビューはネタバレを含みます
シリーズ5作目。前作に登場したフュリオサの過去を描くスピンオフ作品。
前作ではシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサを本作ではアニャ・テイラー＝ジョイが演じる。マックスが出ない中どのようなものとなるか注目しながら鑑賞。
4作目に繋がる結末は想定にあったが冒頭のフュリオサの少女期が長く退屈で掴みに失敗している感が漂い、前作に比較して改造車が爆走するシーンが少なく物足りなさを感じてしまった。これに関しては好みの問題かもしれないが私には合わず。いくつかのエモーショナルなシーンは復讐に燃えるフュリオサを考えると必要なのだろう。
しかしながら過激な描写がしっかりあるのは『マッドマックス』らしくて好きで相変わらず車やバイクが疾駆する様は迫力があって大画面に映える。
間延びしているところを思うと諸々カットして120分には纏められたのではないだろうか。
惜しい作品という感想。
もうお腹いっぱいかな。
