アカの他人が、無口なおっさんの殺人罪を弁護する裁判劇。
奥さん殺しの罪のおっさんの裁判の話ですという、冒頭明かされるものの、前半ほとんど説明もないまま、人物名だけがやたらセリフ内だけで列挙され、事件のイメージがなかなかわかない。
ただ、後半からは法廷劇、嘘を暴いたりするようなスリリング性がでてくるので、面白くもなっでくる感じ。
当の容疑者本人が、鬱を名目に全くしゃべらず、弁護士や陪審員にしか進展を委ねないマグロ男なので、その辺が割とイライラする。おまえ、周りが一生懸命やってくれてんだから、少しは気合い入れろよと。まあ、シナリオとは関係ない話ではあるんですが。
地味で、ずば抜けた面白さでもないが、見応えはまあまあ。悪くないです。