雨宮はな

ヒューマン・ボイスの雨宮はなのレビュー・感想・評価

ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)
2.0
90分にも感じた30分は、ティルダ・スウィントンと張り切ったセットと衣装で初めて実現可能になる。

元の戯曲がどんなものかを知らないが、個人的には退屈な内容だった。
失恋した女が見栄を張って見たり、キレてみたりと忙しく、その切り替えや演じ分けはベテラン俳優だからこそなんだろうが、私にはどれも同じ演技に見えてしまった。
ただ、集中力はすごいと思う。

結局暴力に行き着く当たり、なにが「ヒューマン・“ボイス”」なのか疑問を隠せなかった。
雨宮はな

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