たろす

セブンのたろすのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
3.7
無関心は罪か

退職1週間前のベテラン刑事と、新しく配属された熱血刑事との凸凹コンビが「七つの大罪」になぞられて行われる不可解な事件の謎を追求していくサスペンス作品。

終始陰鬱とし、じめじめとした嫌な空気を画面越しに感じられる作品。事件の奇妙さも相まって雰囲気抜群です。そしてなにより、慎重さを期すベテラン刑事と、それに反発するように感情で動いてしまう熱血刑事の凸凹ながらも徐々に噛み合っていく様が見ていて面白かった。

社会へのメッセージ性が強い作品。是非色んな人に観ていただきたい作品です。
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