第二次世界大戦後の台湾で、言論"白色テロ"が行われていた時代が舞台のお話
ホラーゲームを題材とした作品なので随所にホラー演出がなされていますが、そこまで怖くはないかと。
ただ、そのほの暗さや閉塞感はその時代に生きる人たちの気持ちを表しているかのようでした。
ゲームよりもドラマ性が強く、この作品単体で見るなら別にホラー要素なくても良かったなと思いましたが、ホラー要素を入れてカジュアルにすることで、人に興味を持ってもらいやすくするという側面もあるのかなと思います。
「白色テロ」と聞いて何のことか説明できる人はそんなに多くないと思います。そんな人にもこういった作品を通じて歴史を知る、と言うことはとても大切なことだと思いました。
かく言う私も答えられない側の1人でした。歴史を知る良い機会になりました。