1996年の作品ということで、四半世紀以上前の作品ですが、改めて見ることにしました。
デビッド・フィンチャー監督。
モーガン・フリーマン
ブラッド・ピット
ケビン・スペイシー
グゥィネス・パルトロー
今見ても豪華顔ぶれ。
今回観て思ったことは、こうやってかなりの時間を経てから見ても、観終えた後の感覚が変わらないということは、進歩がないと思うのか?それとも、何も変わらず平穏である自分に感動すべきであるのか?いろいろ考えさせられるのではあるが、日常にある罪という点では、当時は、あまり意識していなかった、ネットの中の誹謗中傷なども含め、現代も多く氾濫していて、それを、過大解釈、誇大妄想により犯罪になることも、本作のストーリーに置き換えることが出来そうな気がしました。
結果的に、悪を治めるはずの善人がすべてを背負うというラストが非常に胸苦しく思うのは、一生心に残り続けそうな気がします。本心を突く映画ってすごいな。