サスペンス映画の名作。
今年は名作といわれる映画をちゃんと観ようと思い鑑賞。まぁやっぱり良い。まずもって渋すぎるモーガン・フリーマンと若さあふれるブラッド・ピットのコンビが良すぎて良い。どこか斜に構えているが経験に豊富な老刑事と勢いはあるが経験不足な若者がパートナーを組んでいる映画はそれだけでなにをさせても良い。
さて中身だが、7つの殺人が行われることになるが、見せ方が上手いのでまったく飽きない。そして終盤、観客の予想を裏切って犯人が自首してきてからの展開はまさに名作と呼ばれるに相応しい。思わず身を乗り出して観てしまった。
狂気の見立て殺人を行うえげつないキャラクターの連続殺人犯の魅力もさることながら、最後は安易なアクションにもちこまない、心理的葛藤をテーマにしてくるとは。いや、すごいね、すごいよね。いまさらだけどさ。