このレビューはネタバレを含みます
本を読んでる時にくる没入感に襲われた
車の中で岡田将生と西島秀俊が話すシーンでは、私も車の中だということと、みさきの存在を忘れていた
人間のいつもなら触れることができない部分を、見ている気がした
やまがの部屋での語り、
“沈黙が聞こえた“
北海道についたとき、私にも沈黙が聞こえた
言葉が見えるような映画だった
これが村上春樹なのかなあ読んだことないからわからないけれども気になる
向き合わないことは、生きてても死んでても、それは自分も相手も殺してるのかもしれないな
ぐるぐるに渦巻いた闇は誰にでもあるもんね
西島さんの“音に会いたい“が切実で、深く愛していた事実と、向き合えなかった事実ことへの後悔を物語っていて、すごかった