小説読んでるみたいな映画だったな
車🚗のシーンが多くて、夜にドライブマイカーウィズスモーキングしたくなるような、そんな映画だった
岡田将生が車で物語の続きを語るシーンは衝撃的だったな、釘付けにされた
終始村上春樹っぽさが出てて、情緒的な雰囲気が個人的にはけっこう好きだったな
見終わってすごく余韻が残る映画でもあった。
とても魅力的な女性、そんな彼女が亡くなった。彼女について第3者目線から、それも彼女の潜在的な想いが表された物語などを通して知っていく
映画を通して、そんな魅力的な彼女のことを結局分かったような分からなかったような、そんな状態になる
完全には分からない、この余白が物語をより面白くさせている、そんな気がする。余白があるからこそ美しく、余白は想像力をかきたてさせる
なんとなく見終わって月と6ペンスという小説を連想した。その小説も、ある魅力的な人物について余白ありきで語っている話だから
街、空間、小説、映画とか、最近この余白について個人的に興味があって考えることがあったけれど、この映画はその余白の良さをすごく感じさせてくれるものだったな
見終わって友だちと、村上春樹っぽく会話するくだりずっとやるくらいにはあの世界観に浸れて、じわじわ良かったな〜と
これも余白があるからこそかもなと笑
前日の夜に芸術と青春という岡本太郎の本を読んでいて、ちょうど彼の芸術家だった両親について綴られた部分を読んだところだったから、それと重なる部分があって何て偶然だろうと驚いた
色んな言語でやる演劇といい、個人的に興味のあるテーマがだいぶ出てきて驚いた、また近いうちにもう1回見てみようかな
