Jiyong

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のJiyongのレビュー・感想・評価

4.0
再編集版のみ鑑賞。

三作の中で一番好き。スコセッシに怒られたのかな?ってくらいマイケルの印象が変わってよかった。宗教画みたいな描き方は避け、人間・マイケルに踏み込んでいる。
テーマは贖罪なのだが、それを描かせたらスコセッシの右に出る者はいないので若干の物足りなさはある。司祭に懺悔するところはよかったし、最後にああいう結末になるのが愛する者を作る弱さと強さとか、神の裁き(ストレートにキリスト教・カトリック的であるように感じた)が現れていてそれもよかった。

なんて言ったって、アルパチーノが最高。アルパチーノのおかげで成り立つ映画。一部マニアに狂信的にマフィアの格好良さを植え付けてしまった作品ではあるのだが、パチーノがいなかったらもっとひどいことになっていたと思う。
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