ホームレスで廃人同然の生活を送っていたが、ボブと名付けた猫との出会いから人生を取り戻したジェームズ。ベストセラー作家になった現在、偶然出会った自暴自棄のホームレスに自らの辛い過去のクリスマスの出来事を振り返るドラマ。
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編。かなりの良作だった前作に対して本作はどんな仕上がりなのか。楽しみにしての鑑賞でした。
ジェームズと相棒の猫ボブが過去にあった最大の危機について触れた内容。まだベストセラー作家になる前、ギリギリの生活を送っていた時期でボブを飼う資格があるのかと動物福祉局に目を付けられ、ボブ自身も怪我や病気に見舞われる。
ボランティアの獣医のベッキーなど周囲の仲間にも支えられ、苦しい状況でも何とか前を向くジェームズ。ストーリーは王道でもやはりストレートな気持ち良さが感じられましたね。
前作ほどの感動はありませんが、それでも1時間半にまとまったシンプルなジェームズとボブの過去の物語。残念ながら本作撮影後にボブは亡くなってしまいましたが、劇中で見せてくれる愛くるしさは永遠もの。ボブに癒しを与えてくれてありがとうと言いたいです。