恐ろしかった！なんだったんだアイツは！？
2、3年前にヒッチハイカーを乗せた事があった(男性2名)。特に何も起きなくて良かった。彼らも行きたかった場所に辿り着けている事を願ってる…。
最初こそ仕事で車の陸送、目的地もサンディエゴとハッキリしていた主人公ジム。
ヒッチハイカーのジョン・ライダーを乗せた事で運命が一変、何度も執拗に襲いくる殺人鬼に弄ばれる。
一体、ヤツの目的は何なのか！？ヤツの正体は何なのか？！ジョン・ライダーの度重なる意図の分からぬ襲撃や殺人によってジムは最初の目的の達成など到底不可能になり、徐々に映画の終着点も分からなくなり観ていたこちらも弄ばれていたかのようだった。
あの男の目的は勿論、感情も分からない、しかしどこかでこちらを見透かしているのでは…？とすら思わせる不思議な眼力。こんなヤツ実際いるはずが…よりも前に未知の恐怖を感じさせる。
演じたルトガー・バウアーはやっぱ凄い。
そして一度は道を見失うも腹を括ってラストに向かっていく展開は正気か？狂気か？
迎えるラストとなんとも言えない余韻を残すエンドロール…
続編を匂わす終わり方なんて映画ではよくある事だが、この映画は物語にあれ以上の続きが無い事を願うばかりだ！いやあ恐ろしかった！
