エ

ステージ・マザーのエのネタバレレビュー・内容・結末

ステージ・マザー(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは星3
全体の評価は星4

他人には到底分かり合えないほどの
辛い人生を経験してきたドラァグクイーンたちの、艶やかで鮮やかな世界。
ビビットカラーが際立つ小物とメイクは
見てるだけでキラキラしてて心が踊る。
でも、そこには同時に同じくらいの闇が存在していて、痛いほどに伝わってくる。

コメディに分類されてるからこれでいいのかもしれないけど、ストーリーがテンポよく進みすぎて、ちょっと置いてかれる感じがした。
あと、ドラッグ依存から救ったり、バーの経営を立て直したのが、ゲイの息子から縁を切ったストレートな母親なんだ、と突っかかってしまった。
ストレートの母親をヒーローにする意味があったのか?ゲイであることで家族と分かり合えなくても、世間の目が冷たくとも、その世界で誇りを持って生きる人たちをヒーローとして描いてほしかったと思ってしまった。
映画初心者の戯言ですが。

「恋に落ちて 闇に堕ちた」のようなニュアンスのセリフが印象的

でもやっぱり音楽が際立つ映画は
それだけでワクワクするなあ
エ