このレビューはネタバレを含みます
"人は求められる限り生き続ける、本当の意味で。" っていいね！
構造はとても単的ですが映画としての中身が濃厚で、全部いいとこ取り！って感じ
アングルやカットを重視している感がありました。美しいカットのためなら字幕の場所さえ変えます！という監督の気持ちが伝わる。
窓や洞窟、海のカットが多かったのは主人公の心を表しているのかな。閉鎖的な環境で育ったが故の解放を求める姿がリアルで清らか。
シーンは暗闇が多い、だからこそ海が輝いて見える。フィルムチックなカットもあったけれどあれはみんなの思い描いている夢かな、少しぼんやりしていたような
二人は最後、禁断の果実とされるリンゴを分け合って食べていましたね。
登場人物全員が愛に動いていた。
エンドロールのアメリカンカントリーな音楽は明るい曲調なのに悲しく聴こえた。
妹さんはきっと心の中で兄が生き続けているのだろうし、兄も心の中であの女性が生き続ける
次はスクーリンで観たいな〜
