このレビューはネタバレを含みます
自然と涙がたくさん出た
一番現実(老いていくこと)から目を逸らそうとしてたのは主人公だったのか
老いへの恐怖、変わらないようで変わっていく現実の残酷さが美しく見える
地に足をつけているようでずっと夢の中にいるみたいだ
光の繊細な写し方が余計に現実の影の濃さを引き立てる
"平等っていつからこんな言葉になったんだろう"のセリフが残る
コンクリートを撫でる箒の音ってこんなに綺麗だったんだ、音も光も良かったな
最後の役所広司の表情本当に....最高、迷いながらも生きていきたい顔してた
夢であってくれ、ずっとこのままでいたいね
